デザイナーは全てがデザインでできていると感じる世界に生きている!!

デザインを学び、効果的デザインを考えるページ。


Sachi-Studio Design Theory

デザインとは何か?

デザインとは配置すること。

視覚的なイメージを伴うが、視覚的な形態であるとは限らない。

その配置に、物事の関係性の認識の仕方が現れてくる。デザインされたものは、

関係性を伝えるのに役にたつ。

デザインは一つのコミュニケーションの媒体になるのである。

 

1768年版「エンサイクロペディア・ブリタニカ」でのデザインの定義では....

「デザインとは芸術作品全体を作り上げている線や形を、その比例、全体としての線の動きや美しさなどに、特に関係づけて配置することである。ある意味では、デザインとはコンポジションと同じでもある。それはいわゆる純粋芸術よりも応用芸術に多く用いられるが、全て芸術についても当てはまる。」となっている。

 

デザインを構成する要素は線や形に限らず、色、構造、素材...等々。

現在、その適応範囲は景観デザイン、国土デザイン、アーバン・デザイン (都市計画) ,建築デザイン、工業デザイン,...など、「芸術」を超え、創造の方法や行為を表すものであった「デザイン」という言葉は、その実体を示すようにもなってきている。

 

そうなると世の中の創造物は全てデザインであるとも言える。

あらゆる職業人は、自分の仕事が世の中をみるフィルターになっているように、デザイナーは全てがデザインでできていると感じる世界に生きている

生活や人生をデザインする

デザインの語源は“計画を記号に表す”という意味のラテン語designare

 

つまり計画するということは、物事を配置する感覚で行っているということだ。

視覚的な作業をすること、物事を図や表に起こすこと...そういう形で計画する。

デザイナーのごとくデザイン作業をしないまでも、生活、仕事、人生の計画を立てる作業を全くしない人はいないだろう。

 

そうした作業の手伝いになるようなサイトをSachi-Studioは目指す。

 Good luck in your life / With Sachi in your life / あなたの生活に幸あれ

デザイン、その2つの側面、2つの力

❶産業に置いてのデザインの力

デザイナーは全てがデザインでできていると感じる世界に生きている。 ...その感覚を大切にしたい。

デザインを先人のHOW TOから学ぶのはやめよう。

自然の有様から、物の機能から、その特質を感じ取り、自分の感覚を通して的確な配置をなす法則を導き出そう。

その作業が楽しいし、そうでなければ自分がデザインする意味がない。

 

過去のデータをインプットするAIのやり方をしているのなら、その仕事はAIがやればいい。

個人の感覚のみを通してする仕事だから、それはAIを超えるんだ。

それが、デザインの力。産業の中に置いてのデザインの力。

 

❷社会に置いてのデザインの力

コミュニケーションツールとして優れたデザインは物事の関係性を言葉より的確に瞬時に伝えることができる。

それが社会に置いてのデザインの力

 

街中での注意喚起の標識。

製品を、その機能を最大限に引き出し魅力的な形状に作りあげ、効果的な広告をうつ。

ポスター、商品パッケージ...経済活動ではそうしたデザインが、人々の購買意欲を左右する大きな力となる。

 

そのデザインの有効性を効果的に発揮させることがデザイナーの使命である。

デザインで目指すのは、関係性を明確に伝えること。相手に効果的に働きかけるものであること。

そのHOW TOを先人の方法から導くべきではないのは「新しさ」がデザインの効果となるからだ。