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Sumi-e History 1 (水墨画 の歴史 1)

《 道具の出現と水墨画の誕生》

▶︎墨 : 西周の時代に荊の人が作ったものが最初と伝えらている

▶︎毛筆 : 『博物誌』の「史記」によると、秦の始皇帝に将軍・蒙恬が兎の毛で作って献上したのがはじめてされている。

▶︎ : 105年、後漢の蔡倫が漉いて和帝に献上したのが最初とされるが、それ以前のものも発掘されている。

 

筆や紙の進化により、さらさらと線が引けるようになり、文字が甲骨文字→大篆→小篆→隷書→草書(章草・今草・狂草)と展開する

筆墨の文化は、線の芸術としての→線描の「白描(白画)」「水墨」と展開する。

 

水墨においては「墨ありて筆なし」「筆ありて墨なし」のような評し方が常套句となる「筆墨論」が展開される

成り立ちからしても、筆と墨の統合が重要なテーマなのである。