開祖のブッタは、動物を犠牲に捧げる供犠や難解なヴェーダ祭式、バラモンを最高位とみなすヴァルナ制などを否定し、心の内面から人々の悩みをとくことを重視し、生前の行為によって死後に別の生をうける過程がくりかえされるという輪廻転生の迷いの道から人はいかに脱却するかという解脱の道を説いた。
開祖は釈迦族の王子として生まれ、その一族の名をもとにした釈迦(釋迦、しゃか)・釈尊釈とも呼ばれることもあるが、幼少期の名(本名)はガウタマ・シッダールタ。
ブッタは「悟った者・真理に目覚めた人(覚者)」という意味の尊称である。
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